2025/04/12-13 岡山国際サーキット
Round.1 2025/04/12-13
岡山国際サーキット(3,703m)OKAYAMA GT 300㎞ RACE
GT300 | QUALIFY | FINAL | Team Ranking | Driver Ranking |
Position | 3位 | 13位 | 13位 | 13位 |
RACE REPORT
■4月12日(土)天候:曇り │ コース:ドライ │ 気温/路面温度: Q1開始時 23℃/31℃、 Q2開始時22℃/29℃ 観客動員数:予選8,700人
開幕戦から堅実なレースを目指すに挑む
2025年 SUPER GT シリーズは、岡山国際サーキット(岡山県)で開幕戦を迎えた。#61 SUBARU BRZ R&D SPORTはメインフレームを一新し、シーズンオフテストで進化させたマシンで、今年も井口卓人と山内英輝と共に戦う。
<公式予選 Q1 B組 / 14:18~14:28>
今年の予選は一昨年の方式に戻り、QF1とQF2がセパレートになった。QF2に繋げるべくQF1を井口卓人が担当。朝の公式練習から大きなセット変更等はなく予選アタックに挑んだ。井口は予定どおり計測3周目に1分25秒852、続く4周目に1分25秒748のタイムで8番手、QF2へ繋げた。
<公式予選 Q2 / 14:53~15:03>
井口から路面とタイヤのマッチングを聞き、サスセッティングを微調整して山内英輝を送りだした。山内も計測3周目にアタックに入り1分24秒579のトップタイムを記録、決勝レースを見据えてタイヤ温存でアタックを終了した。予選終了間際に他車2台が僅かにタイムを上回り、残念ながら3番手スタートとなった。なおGT500クラスのポールポジションは#14 ENEOS X PRIME GR Supraが、GT300は#4 グッドスマイル 初音ミク AMGが獲得した GT3が獲得した。
監督:澤田 稔
「今日の予選までに不安な要素が多々ありましたが、予選3番手は悪くないです。僅かな差でポールポジションを逃した悔しさはありますが、明日の決勝レースで挽回するべく、戦略とセッティング調整に集中します。まずは堅実なレースを目指します。」
■4月13日(日)天候:雨-曇り │ コース:ウェット-ドライ │ 気温/路面温度: 開始11℃/15℃、 終盤11℃/14℃ 観客動員数:決勝14,500人
ウェットコンディションに苦しめられる
2025年 SUPER GT 第1戦の決勝が岡山国際サーキット(岡山県))で行われた。天気予報よりも強く長い時間の雨となり、決勝スタートから波乱となった。
<決勝 82Laps / 13:10~>
井口卓人がヘビーウェット用タイヤでレーススタート。セーフティカースタートとなり、5周目のグリーンフラッグ直後にGT500車両の多重クラッシュが発生し、赤旗中断となる。約30分後にレースが再開されたが、雨は止みヘビーウェット用タイヤでは厳しいコンディションの中、井口は耐えながら30周目でピットイン。路面の水量に合わせて硬めのウェットタイヤを装着し、レース後半を山内英輝に託す。 山内は安定したペースで8位まで挽回するも、路面が乾き始め、ライバル勢がスリックタイヤでペースを上げてくる状況。山内も53周目にスリックタイヤへ交換し再び猛追した。レース後半には8位まで順位を戻し7~11位集団でファイナルラップを迎えたチェッカー寸前の最終コーナーで、後方から追突されてスピンを喫し14位でフィニッシュとなった。なお、決勝後の車検で違反車両があり、#61は13位に繰り上がった。GT500クラスの優勝は#1 au TOM’S GR Supraが、GT300は#65 LEON PYRAMID AMGが制した。
監督:澤田 稔
「今日のレースは難しい路面コンディションでした。その中でもドライバーの果敢な攻めと、メカニックの確実なピット作業で対応できたものの、予選3位から順位を落とす結果となり、改善すべき点はあります。トップを目指すためのマシン性能向上を課題に、次戦に向け準備します。」
ドライバー:井口 卓人
「新型車になり、シーズンオフのテストから様々な苦労がありましたが、予選ではトラブルもなく気持ちよく走れました。決勝は、雨が絡む荒れたレースになりましたが、チームと共に今できるベストなレースができたと思っています。結果としては残念でしたが、結果以上に収穫のあるレースでした。この経験を次戦につなげたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします。」
ドライバー:山内 英輝
「今年から新車になり、テストでもたくさん問題がありました。練習走行でもトップタイムは取れ、トラブルがありながらも予選時には解消され、3番手を獲得することができました。決勝も天候が荒れる中、終盤には8番手を走行していましたが、最後に接触され13位となってしまいました。残念で仕方ないですが、速さがあれば当てられることはないので、早く良い流れを掴めるように、次戦富士も集中して頑張りたいと思います。」
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