2025/08/2-3 富士スピードウェイ
Round.4 2025/08/2-3
富士スピードウェイ(4,563m) FUJI GT SPRINT RACE
GT300 | QUALIFY | FINAL | Team Ranking | Driver Ranking |
Position | Race1:2位 / Race2:5位 | Race1:8位 / Race2:リタイア | 10位 | 10位 |
RACE REPORT
■8月2日(土)Race1 天候:晴れ │ コース:ドライ │ 気温/路温 予選開始時 33℃/54℃、 決勝開始時34℃/56℃ 観客動員数:24,900人
シリーズ戦として初のスプリントレース
2025年 SUPER GT シリーズ第4戦が、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。土曜日はGT500クラスとの混走でスプリントレースが行われる。前戦が開催されたマレーシアから車両が戻り、1週間足らずでこのRd.4富士に合わせたセッティングに組み直し挑む。路面温度はマレーシアよりも高く、タイヤの耐久性がキーポイントとなる。
<公式予選 / 11:40~12:00>
Race1は山内英輝がエントリー。予選上位を目指しソフトタイヤで挑む。山内はゆっくりとタイヤ温めて計測3周目に1分37秒417の4番手、更にアタックを続け、翌周に1分37秒314で2番手グリッドとなった。なお、GT500クラスのポールポジションは#19 WedsSport ADVAN GR Supraが、GT300クラスは#2 HYPER WATER INGING GR86 GTが獲得した。
<決勝 / 15:20~ 35周>
予選終了から約3時間後にGT500クラスとの混走で決勝が行われた。山内は2番手からトップ車両を追いかけながらバトルを繰り広げるが、路面温度が60度に近い高温になり、タイヤもエンジンも厳しい状況でペースが上げられず、後続車にパスを許す。バトル中の接触でエアロパーツの破損があり、更にタイヤに厳しい状況となる。山内は懸命に攻め続けるものの、8位まで順位を落としチェッカーを受けた。なお、GT500クラスの優勝は#1 au TOM’S GR Supraが、GT300クラスは#777 D’station Vantage GT3が獲得した。
監督:澤田 稔
「決勝はタイヤの熱ダレや摩耗が厳しい事は想定していましたが、思った以上に過酷な状況になってしまい、悔しい結果となりました。今日のレースデータをしっかり分析し、明日のレースセッティングに活かします。」
ドライバー:山内 英輝
「予選はチームのおかげで2番手を獲得することができました。ただ決勝は8番手まで落ちてしまい、厳しい戦いでした。ターボのパワーがなくなっていき、タイヤもキツくなる中、ポジションをキープするのは簡単ではなかったです。次戦は鈴鹿。しっかり集中して準備を頑張りたいと思います。引続き、ご声援よろしくお願いします。」
■8月3日(日)Race2 天候:晴れ │ コース:ドライ │ 気温/路温 予選開始時 33℃/50℃、 決勝開始時33℃/44℃ 観客動員数:27,400人
昨日のレース結果を活かして上位を狙う
2025年 SUPER GT シリーズ第4戦が、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。日曜日はGT300クラスのみでスプリントレースが行われる。#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは昨日のレース結果を活かして上位獲得に挑んだ。
<公式予選 / 11:00~11:20>
Race2は井口卓人が出走。公式練習でセッティングを確認し、昨日と同じソフトタイヤで挑んだ。井口は計測3周目にアタックに入り1分37秒666で8番手、翌周も果敢に攻めタイムアップするも順位は変わらず。井口は諦めることなく最後のアタックで1分37秒413のタイムを記録し、5番手に順位を上げた。なお、ポールポジションは#777 D’station Vantage GT3が獲得した。
<決勝 / 14:20~ 50分>
GT300クラスのみで決勝が行われた。井口は後続車からのプレッシャーを凌ぎながら順位をキープし、3周目にはペースを上げ上位を伺うが、4周目の最終コーナーから異音が発生しはじめ、5周目の1コーナー出口では加速力が衰えてしまい、Aコーナーで駆動を失い車両を止めリ、タイアとなった。なお、優勝は#777 D’station Vantage GT3が獲得した。
監督:澤田 稔
「昨日より良いペースでレースが展開されていたので悔しい思いです。車両のトラブルは駆動系と思われますので、原因や要因を入念に検証し、次戦の鈴鹿までに完全に修復させます。」
ドライバー:井口 卓人
「Race1のデーターや山内選手のコメントをもとにセッティングを変更してRace2に挑みました。予選5番手から良いレースができていたと思いますが、残念ながら大きな異音と共にトラブルが発生してリタイアとなりました。トラブルの原因を突き止めて、次戦の鈴鹿では優勝争いができるように頑張りたいと思います。」
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